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2014年08月28日

すごいぞローズマリー

夏こそ、大掃除に適していると思うかもちゃんです。

暑い夏、どーせかく汗ならば有効に。
それに、家じゅう開け放すことが出来るから、すぐに乾くので合理的。

かもちゃん的には、現代の掃除に化学物質が使われ過ぎだなあと思ってます。

草などの天然素材で、けっこう間に合います。
というか、むしろ便利なこともあります。
具体的には、ローズマリーあたりがgood。
次の井戸端カガクで詳しくお話しいたします。

重曹やクエン酸のことも、話題にします。
ご興味がある方、どうぞお運びくださいませ。

画像は素材屋花子から、お借りしました。


*************井戸端カガク by かもちゃん *****************
・お題 「天然物でお掃除」

・日時 9/13(土)  13:30~15:00 
  (今のところ、土曜日だけの開催予定ですが、ご希望があれば平日開催も企画いたします。) 

・場所 &お申込み
 アート&カフェ サンゴミズキ
〒305-0005つくば市天久保4-5-18
 TEL:090-4548-9740
 またはこのブログの記事コメントをお使いください。(公開は承認作業後になります。)
  ★その場合はご連絡先を必ずお伝えください。←案外、忘れがちなのですヨ (^^)
 
・料金 1000円(お茶とお菓子つきです)



・10月以降の予定も決まっています。
 こちらも前広に予約を受け付けらます。
 ご希望の方はご連絡ください。

   

Posted by かもちゃん at 10:26Comments(0)これまでの様子

2014年08月06日

カガクの翻訳者

どんな事件でも、マスコミやネットの過剰なバッシングが起き、
いつもウンザリしていますが

今回の科学者自殺に関しては、私にとっては衝撃的でした。
それは同業だからです。
(お亡くなりになった笹井氏は研究者としては天の上のような人で
 私なんかは比べ物にならないし、手掛けている分野が全然違うのですが、
 そういうことは、この際置いといて。)


個人的には、まーーーーったく接点はありません。
ただ、奇しくも同い年です。
同じ時期に、それぞれ違う大学で、同じような日々を送ったはず。
それを思うと、ただもう、やり切れないのです。

氏を自殺に追いやったものが、具体的に何なのかは
推測しか出来ないため、私には言及できません。

ただこのことで、強く思ったことが一つあります。

バッシング報道が多々ある中で
こと、科学者へのバッシングに関しては
いわば、魔女狩りのようなものを感じていました。

「難しいもの、よくわからないものを偉そうに振りかざしやがって。」
そんな気配を感じていました。
反論のある向きもおありでしょうが
確かに、そういう気配はあります。それは断言できます。

人間は、よくわからないものが目の前に現れた時、
とっさに苛立つものです。
たぶん自己防衛本能だとは思いますが
そうした苛立ちが科学者に集中することが、まま起こる。

今回の件では、それが特に強く現れたように思えてなりません。
そして、科学者たちは、訥弁です。
感情を言わないように訓練されています。
客観的な事実しか言わないよう、たたきこまれています。
だから、おとなしく見えるんです。
いくら攻撃しても大丈夫みたいに、見えるんです。
それがバッシングを助長する結果になったようにも、思えます。

このままだと、魔女狩りはまた起こります。
カガクを生業とする私としては、もう、こんなことはまっぴらです。

どうしたらいいのだろうか。
無名の私に、一体何が出来るのだろうか。

昨日は一日じゅう、それを考え続けていました。

そうして出てきた答えは

カガクの翻訳者であること

こむずかしそうで、偉そうに聞こえて、腹立たしげに見えるから
カガクや科学者を攻撃したくなるんだと思います。
理解できれば、そんな感情は薄れます。
普段よく使っている言葉で
普段目にしている現象と共に
語りかければ理解できていきます。

語りかけるだけでなく
上手な反論も大事です。

感情的で理不尽な問いかけを受けたら、
こちらも感情を交えて応じるのです。
丁々発止と身をかわせるような受け答えで防衛できれば
攻撃者も、ひるむというもの。

そんなやりとりを積み重ねたら、こんな悲しい事態は無くなってくれるだろうか。
甘いのだろうか。
それでもいいです。
笑う人はいくらでも、いつまでも笑っていればいいんです。


カガクを噛み砕き語りかけることは、まさに翻訳作業。
そしてこれは、井戸端カガク、そのもの。
井戸端カガクを、私は愚直に続けます。




献花がわりに







  

Posted by かもちゃん at 10:05Comments(2)これまでの様子

2014年08月05日

科学は試行錯誤

理研の笹井氏が自殺しました。

心からご冥福を祈ると同時に、
ここまで科学者を追い詰めたものに、
ただただ、怒りを感じます。

科学は、試行錯誤の連続です。
時には間違います。いえ、間違うのがふつうです。
間違ったら、やり直せばいい。

自らで間違いを認める必要なんかない。
信じたとおりにやってきたなら、
そう簡単には、間違いだなんて認められない。
それは当たり前のことのはずです。

でも、客観的な結果が出て、明らかに間違っていたとわかったら、
その時点で認めればいいし、
その時点でなら、認める気になるはずです。

周囲はそれを待てばいい。
人知の及ばぬ科学技術に挑むということは、そういうことだと思います。

それもせず
ましてや、
間違いだったのではないかと認めつつあった人を
何故、言論社会はここまで追い詰めたのか?
誰が殺したのか。

日本の科学界にとって、貴重な人材でした。
科学を志す若者は、一気に減るでしょう。
とんでもない社会損失です。

それ以前に、
私自身の、この怒り、この悔しさをどうしたものか。

持て余しています。  

Posted by かもちゃん at 12:40Comments(0)これまでの様子